春日部市庄和　佐藤工務店　（施工・価格例０４　（台所　水漏れ工事（春日部市））



	以前リフォーム工事をさせていただいた家のご近所の方に「水漏れしているようなので見てほしい」と声をかけられて、水漏れの対策工事をさせていただきました。台所のお湯を使用すると、時間差があり、しばらくするとこのように染み出てくるという状態でした。真夏の炎天下に何日も汗をかいて仕事していたので、真面目そうな工務店と記憶に留めておいてくださったのだそうです。お声をかけて頂けて嬉しかったです。
	状況を見て上から壁内から漏れているようです。給水管と給湯管の入り組み方と位置に少々疑問点があったのですが、まず外壁側をあけました。上部のエルボなどの接合部分からの漏水かと予想していましたが、ここではないようでした。
	さらに下の壁を取り除くと、漏水している個所を発見しました。土台の上から濡れているという事は、銅管のまっすぐな部分に穴があいている？ということ？釘で穴をあけたのかと思ったのですが、実際には・・・、
	曲がらないタイプの銅管をむりやり曲げたために管が折れて、そこから腐食して、小さい穴があき、水が漏れだしたというものでした。施工する人が経験不足で判断が悪かったのだと思いますが、それにしても施工者のミスです。
	写真中央の土台の切り欠き部分に、無理にしならせて給湯管を通そうとしたので力を入れすぎて、折り曲げたり戻したりしながら施工したのでしょう。 10年ほど前にシステムキッチン・リフォームをされたそうで、その時の施工業者の工事が原因かと思われます。
	上の写真の全体的な写真です。お湯を使うと壁から水が染みてくるという、ちょっと変わった事例だったのですが、微妙な穴の大きさ故に、給湯機の水圧感知も極小の変化には対応しないという事が解りました。常時、少しづつ漏れていたのだと思います。
	こちらは床下の写真です。台所に床下収納庫があれば、もう少し早い発見が出来たのだと思いますが、リフォームの際に撤去されてしまったのだそうです。台所には一か所、床下の点検が出来るように、床下収納庫があったほうが良いと思います。
	撤去した配管と同程度の長さに新設する銅管を用意します。今度のものは前のものよりもやわらかいので、ある程度までは　しなります。専用の切断器具を用います。
	以前は半田による接合が多かったのですが、現在はこのような接続金具があります。木造住宅（木部の露出している場所）でバーナー等の火を使う道具は、極力使用しない方が良いですね。土台の切り欠き部も施工しやすさと用心のために少し大きめにしました。
	保温処置、固定をしました。
	通湿耐水シートをはり、シールをします。
	ラスカット合板を貼り、再度シールをします。
	モルタルを塗り、塗装して外部は完成です。
	部屋の中は、一部穴をあけたので、色の近いフロア材で補修させていただきました。




台所給湯管　再配管工事
既存管　不良部分切除　新管交換　接続金物含む	\20,000
外壁　開口・復旧
ラスカット下地　モルタル塗り　外部用ペイント　2度塗り	\9,000
床板　開口・復旧	\6,000
	台所給湯管　再配管工事　計　　\35,000.-








＊消費税は別途です。
＊複合工事の為、正確な値段は条件により変わります。